ルテイン

概要

ルテインはマリーゴールドや緑の葉野菜に含まれるカロテノイドの一種です。

人の体内では、皮膚や眼球の水晶体、網膜などに存在しています。

網膜の中心部にある「黄斑」と呼ばれる部分には、同じキサントフィル系カロテノイドのゼアキサンチンとともに網膜の中の黄斑部に多く存在し、黄斑の健康を保っている成分です。

期待される効果

ブルーライトから目を守る

ルテインは、パソコンやスマートフォンなどの光に多く含まれる「ブルーライト」から目を保護する効果が期待されます。

ブルーライトは角膜や水晶体に吸収されずに網膜まで到達するため、網膜や黄斑部にダメージをあたえ、網膜疾患や加齢黄斑変性症を引き起こす原因の1つと考えられています。

ルテインはブルーライトを吸収する作用があり、ブルーライトによる網膜や黄斑部をダメージを軽減してくれます。

白内障を予防・改善する効果

白内障とは、目のレンズである水晶体が加齢や光のダメージによって、変性し白濁してしまうことで、見えずらくなってしまう病気です。

ルテインは、光の中でも特に有害なものを吸収してくれるため、積極的にルテインを摂取することは、白内障の予防にも効果があるといわれています。
​なお、ルテインが豊富な緑黄色野菜の摂取頻度が高くなると、それに比例して白内障発症のリスクが抑えられるとされています。※

引用文献:Christen W.G. et al. Ther (2005) Fruit and vegetable intake and the risk of cataract in women. Am. J. Clin. Nutr. 81:1417-1422.

脳機能の改善

アルツハイマー病はアミロイドβ(Aβ)による赤血球の酸化による変化と関連があり、ルテインの摂取により赤血球とAβの相互作用が減少し、赤血球の酸化を抑えます。


表示しようとする機能性(ヘルスクレーム)

表示しようとする機能性 本品にはルテインが含まれます。 ルテインにはブルーライトや紫外線などから眼を保護するとされる網膜の黄斑部の色素量を増やし、コントラスト感度(ぼやけ・かすみを和らげくっきり見る力)を改善する機能があることが報告されています。

関与成分の含有量/日

ルテイン

含有量:ルテイン10mg

出典:原料メーカー(外部サイト)

サプリメントの対応について

対応剤形

  • 錠剤(タブレット)〇
  • ハードカプセル〇
  • ソフトカプセル〇
  • 顆粒〇
  • ドリンク〇

記事筆者

アンチエイジング・プロ 管理栄養士 SAIKO 管理栄養士の知識を活用して健康食品サプリメントの商品開発を行っています。年間500件以上の食事指導の経験が自慢。・・・もっと詳しく