ブラックジンジャー

ブラックジンジャーは「黒ウコン」や「黒生姜」とも呼ばれています。

馴染み深い「生姜」の一種ですが、切った断面は黄色ではなく、黒色をしています。

ブラックジンジャーは様々な研究がされ、サプリメントや健康補助食品として利用されています。

生姜は食べると体をポカポカさせてくれる働きがありますが、ブラックジンジャーはその他にもフラボノイドの一種である「ポリメトキシフラボン」が含まれ、脂肪代謝を促すことが知られています。

お腹周りの脂肪は「内臓脂肪」と「皮下脂肪」に分かれますが、このどちらの脂肪にもアプローチするのが、ブラックジンジャーです。

脂肪中のcAMP濃度（サイクリックAMP濃度）が上昇すると、蓄積された中性脂肪を分解するリパーゼが活性化します。

ブラックジンジャーはcAMPの不活化を抑え、細胞中のcAMP濃度を上昇させることによって、脂肪燃焼を助けます。

ブラックジンジャーにはアルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸が多く含まれており、代謝を活性化し疲労回復を促進する効能があります。

代謝が活性化されると、血流が良くなると体温も上がり、免疫力もアップします。

ブラックジンジャーは筋肉が増殖する過程のもととなる、筋芽細胞の増殖に寄与します。

また、筋肉は糖を取り込んで、血糖をコントロールしたり、グリコーゲンとして蓄える働きがあります。

その中でもブラックジンジャーは糖を取り込む作用を高めるので、すでにある筋肉を増強する働きもします。