ヒハツ由来ピぺリン
概要

ヒハツとは、英語でロングペッパーと呼ばれており、胡椒の仲間です。ほかにも、ピパーチ・ヒバーチ・フィファチなどと呼ばれることもあり、沖縄では島こしょうなど様々な呼び名を持つ成分です。
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、体を温める効果や長生きできる効果が期待できることから取り入れられています。
歴史としては2400年前から薬用に使われている食材で、日本ではむくみや冷えの改善として様々な健康食品に用いられています。
期待される効果
血行促進

ヒハツに含まれる辛味成分の「ピぺリン」は血管を広げる効果がるため、血液の流れがを良くし血行を促進してくれます。
また、血管が広がることで、血圧を下げることにも役立ちます。
さらにヒハツは 「Tie2(タイツー)」 という酵素を活性化させる効果を持つ成分が含まれていて、毛細血管など全身に広がる小さな血管に作用して修復する働きもあります。
ダイエット効果

ピぺリンには上記のように、太い血管から毛細血管の小さい血管まで流れを良くしてくれるので体の隅々まで滞りなく血液を流してくれます。
そのため、血液と一緒に流れてきた栄養が全身に届く理由から基礎代謝が上がりやすく、ダイエット効果が期待できます。
表示しようとする機能性(ヘルスクレーム)
本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ヒハツ由来ピペリン類は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。
関与成分の含有量/日
含有量:ヒハツ由来ピペリン類 120μg/日

サプリメントの対応について
対応剤形
- 錠剤(タブレット)〇
- ハードカプセル〇
- ソフトカプセル〇
- 顆粒〇
- ドリンク〇
相性がいい成分
まめ鉄
血行を促したときに、必要になるのがヘモグロビンです。ヘモグロビンが酸素を隅々まで運ぶ働きがありますが、このヘモグロビンが少なくては、酸素の巡りは悪いままです。
そこで、ヘモグロビンの材料となる鉄分を体に負担のない「まめ鉄」として摂取することで、より巡りのいい相乗効果が期待できるでしょう。
(まめ鉄の詳細はこちら)
記事筆者
アンチエイジング・プロ 管理栄養士 SAIKO 管理栄養士の知識を活用して健康食品サプリメントの商品開発を行っています。年間500件以上の食事指導の経験が自慢。・・・もっと詳しく